バイクの買取価格が上がる時期を見極める

バイクは流行や人気によって、買取価格が変わってきます。特に50ccや400ccなどの中型以下のバイクは、スクーターを除き、車種によって大幅に価格の変動があります。

スクーターはあまり値段の変動がなく、多少整備不良の部分があったとしても良い価格で買い取ってくれることが多いのですが、50cc以上400ccまでのクラスでは型や状態によって変動があるので注意が必要です。

HONDAのNSRやKawasakiのゼファーなど市場でも人気のあるものは、価格が高くつく傾向にあります。当然、マイナーチェンジを受けた車種であれば、新しいものほど高額になります。

400cc以上の大型バイクについてはある程度の需要がありますので、どの車種においても比較的安定した価格で取引されていますが、旧式の大型バイクではハーレー以外には高値が付きにくい傾向があります。

買取店によっては、数十種類のバイクをピックアップして高額買取をしてくれるキャンペーンを行っているところもありますから、そういったイベントを狙って売却をすると通常よりも高額で買い取ってくれるようです。

また、季節によっても買取価格が変動します。

一般的にゴールデンウィーク前やお盆、年末などの長期休暇の前にバイクを購入する人が増加します。

特に夏前の７月は気候もよく、ツーリングなどに出かける人も多いので、バイクの需要が一気に高まるのです。

「売れる時期＝買取でも値段が高くつく時期」ということでもありますから、このような時期を狙って売却をすると通常価格よりも上乗せして価格が提示される可能性があります。

査定前の洗車でピカピカバイクに

もし自分が査定士の立場であれば、同じ年式・走行距離でも「ピカピカに磨かれたバイク」と「ボロボロで泥だらけのバイク」では、どちらの方が良い印象でしょうか。

買取査定ではバイクの見た目の印象も、関連してきます。

もちろん査定に影響するようなキズや汚れを見逃すことはありませんが、査定士も人間ですから、「今まで大切に扱ってきた愛車だ」ということが伝われば、少しでも良い条件で買い取ってあげたいと思うものです。

査定の前にはバイクに感謝の気持ちを込めて、丁寧に洗車をしてあげましょう。

普段のお手入れもまめに行っていれば、更に好印象です。

バイク購入時の純正パーツは最後まで大切に保管

今は男性でも女性でも、自分の愛車を自分の好みにカスタマイズする方が増えています。
その時に取り外した純正パーツは、大切に保管しているでしょうか。

買取店の良いところは、ディーラーなどではマイナス評価を受けてしまうカスタムでも、その内容によっては逆にプラス評価をしてくれるというところです。

買取店にて純正パーツと入れ替えが出来るように大切に保管してあれば、より良い評価を受けることができます。

車検に通らないほどのカスタマイズをされている場合は、純正パーツが不可欠ですので注意しましょう。使っていないパーツは、傷や汚れのつかないように保管しておくことが重要なポイントです。

バイク買取店の査定士さんには正直に

バイクの買取査定を行う方は、経験豊富なプロばかりです。何百台、何千台ものバイクを見てきていますから、隠れた小さな汚れや傷も見逃しません。

もしも目立つ傷をつけてしまったことや事故歴がある場合には、自分から査定士に申告することをお勧めします。

バレないだろうと黙っていても、ほとんどの場合は見抜かれてしまいます。そうすると査定士側は「他にも黙っていることがあるのかもしれない」と不信感を抱き、少し値段を抑えて価格を提示してしまうのです。

事故歴があったとしても、目立つ傷があったとしても、全てきちんとお話しすることで適正な価格で提示してくれますから、査定士さんには正直に話しておきましょう。